ニュースリリース

2013/12/25
おかげさまで会社創立100周年を迎えました。

 

本日2013年12月25日、住江織物株式会社は創業130周年、会社創立100周年を迎えました。
これもひとえに、皆様のお引き立ての賜物と心より感謝申し上げます。

 

re.jpg

 当社の歴史を少し紐解きますと、堺式緞通の製織が盛んだった頃、当時米穀商を営んでいた創業者の村田伝七がサイドビジネスとして緞通製造を手がけるようになったのが始まりです。1883年(明治16)、35歳の時に3台の織機でスタートした村田伝七は、誠実な人柄で、良質なものづくりに頑固なまでにこだわり、研究熱心であったため、めきめきと技術的な進歩をとげ、やがて米穀商を廃業して緞通づくりに専念するようになりました。
 1891年(明治24)、村田工場は髙島屋を通じて日比谷に建設された旧帝国議会議事堂開設時に3,891㎡のカーペットを納入し、当時としては大変大きな仕事を成し遂げました。創業者村田伝七の実直で真摯なカーペット作りの姿勢は、今でも社風として受け継がれ、130年間途切れることなく当社のカーペットに織り込まれております。

 

 1913年(大正2)12月25日に、村田家と髙島屋飯田家の共同出資により、「住江織物合資会社」が誕生。これが法人としての「住江織物」の始まりです。事業を拡大すべく、大掛かりな設備投資を行い、帝国劇場や宝塚大劇場などに内装材を納めました。このころ、国策によって進められた国産の鉄道車両には、当社がわが国で初めて製造したモケット(シート地)が採用され、爾来、多くのモケットの納入を続けております。

 

 昭和に入り、自動車や商船、新幹線や昭和新宮殿などに内装材を納入。自動車内装材分野では、カーペットからシート地、天井表皮材まで手掛ける、世界でも類例の無い自動車内装材のトータルサプライヤーに成長しており、国内外で大きな市場シェアを占めております。また、昭和30年代、それまでカーペットは高級品でしたが、より買いやすい値段に設定した「タフトン」を発売したことで一般家庭にまたたく間にカーペットが普及し、当社の「スミノエカーペット」ならびに「スミノエブランド」も確立されました。

 

 平成に入る前からは環境問題にも着目し始め、「健康と環境にやさしい商品」というコンセプトのもと、開発に力を入れてまいりました。その結果、ペットボトル再生繊維「スミトロン®」や、電気を使わずにホルムアルデヒドや生活臭、たばこ臭を分解する消臭加工技術「トリプルフレッシュ®」、再生材量の重量比率が最大77%の循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS®(エコス)」の開発に成功しました。
 現在は、健康に良く環境にやさしいオンリーワン商品の開発と、経済のグローバル化に対応した海外展開の強化を積極的に図っております。

 

 この100年の間に、2度の大きな世界大戦があり、オイルショックやバブル崩壊、リーマンショックや東日本大震災など、様々な出来事がありました。このような激動の時代を生き抜いてこられたのは、お客様、株主様、取引先様、社員をはじめ、当社に関わる皆々様のご協力、お引き立て、ご鞭撻に恵まれたからこそであり、今日、100周年という節目を迎えることができたと感じております。

 

 業界の先駆者として時代の要請に応え、社会に貢献できる企業に成長してまいりますので、今後ともかわらぬお引き立て、ご支援を宜しくお願い申し上げます。


住江織物株式会社
代表取締役社長 

吉川 一三