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カーペットのメンテナンスMAINTENANCE

カーペットのお手入れ

日頃のお手入れ

日頃のお手入れ

細かなゴミやホコリをとるために週に1~2回、毛並みの反対方向に掃除機をかけてください。

月一のお手入れ

月一回のお手入れ

バケツ一杯のぬるま湯にキャップ1~2杯の中性洗剤を溶かし、雑巾を固めに絞り、毛並みの反対方向に強く拭いてください。

年一回のお手入れ

年一回のお手入れ

年に一度は外に持ちだし、カーペットの裏側から棒などで軽くたたき、ゴミやホコリをたたき出して下さい。その後2~3時間裏返しのまま陰干ししてください。

パイルの飛び出し

パイルの飛び出し

パイルが飛び出した時には、引き抜いたりせずに、ハサミで丁寧に切りそろえてください。

ダニの発生を防ぐには

ダニの発生を防ぐには

ダニはあらゆる場所にいますが、日頃のお手入れと換気で繁殖は防げます。掃除機で週に2回は掃除をお勧めします。夏の大掃除も効果的です。風通しを良くしましょう。

フローリングの上に置き敷きする場合

ワックスや艶出し剤を床面に使用された場合、床面が十分乾燥してからカーペットを敷き込んでください。

湿気などにより、裏面の滑り止め材が床面に付着することがありますが、ほとんどの場合、ぬるま湯に浸した雑巾を固く絞って拭き取ると除去できます。

まれに床面が化学反応を起こして変色する場合があります。定期的に位置をずらしたり、床面を乾拭きすることで一定の予防効果はありますが、一度変色いたしますと洗剤等では除去できませんのでご注意ください。

業務用タイルカーペットは、床面に接着張りが前提の商品です。ご家庭のフローリング等に敷かれる場合、撤去の際にリムーバーを使用しても床面に接着剤が残ってしまうことと、裏面の塩ビ素材との化学反応で床面が変色することがあるため、ご検討の際には十分な注意が必要です。

カーペットの上にカーペットを置き敷きする場合

敷き詰めのカーペットの上にラグなどのカーペットを「重ね敷き」される場合、下地のカーペットのパイル形状によっては、歩行などで上のカーペットが動いたり、シワが生じたりして転倒の原因となることがありますので「重ね敷き」はお避けください。

やむを得ず「重ね敷き」をされる場合は、専用のズレ防止シートや接着剤などを使用し、上のカーペットが動かないように固定してください。それでもシワが生じてしまうことがございます。

※ カーペットのシワの取り方については、下記の「カーペットQ&A」をご参照ください。

シミの取り方・部分汚れ

汚れはすぐに処置することが一番です。経験のあるクリーニング店におまかせするのが最良ですが、部分的な汚れには市販の中性洗剤やカーペット用クリーナーでも十分です。漂白剤などのご使用も含めて、色落ちしないことをお確かめのうえでご利用をお願いいたします。

カーペットは一部の商品を除き、基本的に丸洗いができません。中性洗剤やカーペット用クリーナーをご使用の際は、表面のパイル部分のみに使用し、内部の基布に浸らないようにしてください。

汚れは、周囲から中心に向かって取り除くようにするとムラになりにくくなります。

汚れを除去した後、パイル部分に洗剤分が残っていると、再度汚れを呼び寄せる原因となります。綺麗なぬるま湯に浸した雑巾などで、残った洗剤分を十分拭き取った後、毛並みを揃えてよく乾かしてからお使いください。

紅茶・コーヒー類 水で固く絞ったタオルで拭いてください。生クリームやミルク入りのときは、薄い洗剤液で拭いてください。古いシミは、レモン片か酢で拭くと効果的です。
ビール・洋酒・日本酒 水またはぬるま湯を、布か綿棒に含ませて、シミを吸い取らせるような感じでたたいてください。ぬるま湯でも落ちないときは、中性洗剤をご使用ください。
キャンディー類 お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭きとってください。もし、跡が残っていたら、アルコールで軽く拭いてください。
ケチャップ 紙でとり、酢で拭いてください。色が残ったらオキシドールで拭いてください。
しょう油・ソース ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。古いシミはオキシドールで漂白してください。
生クリーム・バター・マヨネーズ お湯を含ませた布で拭いてください。その後、洗剤液で拭いてください。まだ残るようならアルコールで、拭いてください。
口紅 アルコールでこすり取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。
香水・化粧水 石鹸水で拭いてください。
クレヨン・靴ズミ ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取り、その後ぬるま湯で拭いてください。
ふん(犬、猫など) 漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、べとべとしたものを吸い取らせてください。乾いてから掃除機の隙間ノズルで吸引してください。漂白剤は殺菌作用があり臭気も消えます。
よく乾かして指先で落としてからブラッシングしてください。その後、洗剤を入れたぬるま湯を含ませた布でたたき落としてから水で拭いてください。

カーペットQ&A

カーペットを買ってきてひろげたところ、臭いがきつく数日たってもとれません。

素材または、製品特有の臭いと思われます。どちらも人体に有害な成分ではなく、一日1~2時間程度お部屋の窓を開けて換気していただきますと、1~2週間で随分軽減されます。その後も臭いが軽減せず、気分が悪くなるようでしたらただちにご使用を中止してください。

買ってきたカーペットから遊び毛がでてきて、なかなかおさまりません。

綿やアクリルウールに代表される紡績糸使いのカーペットはしばらくの間余分な毛が出てくる場合があります。掃除機(ブラシなし)で吸い取っていただきますと1~2ヶ月程度で随分軽減され、この遊び毛が取れたあとにカーペット本来の毛ヅヤが出てきます。

折れ曲がったまま使用していたら折りシワがついた。

カーペットの折れた方向と逆の方向に折り目をつけた後、スチームアイロンの蒸気を折り目の部分に当てるか(直接アイロンを当てたり近づけすぎないこと)、ぬるま湯を湿らせた布でパイルを起こし、毛並みの反対方向に沿ってブラッシングしてください。

防ダニ、抗菌防臭等、各種機能性の加工は人体に安全ですか?

使用薬剤の安全性については、経口毒性、変異原性、皮膚刺激性試験を確認していますので、人体に安全です。

SEK:(財団法人)繊維評価技術協議会 皮膚刺激性試験:生活科学研究所(SEK皮膚刺激性試験認定機関)

SEK:(財団法人)繊維評価技術協議会
皮膚刺激性試験:生活科学研究所(SEK皮膚刺激性試験認定機関)

カーペットの汚れを落す洗剤はありませんか?

ホームセンター等で販売しているカーペット用クリーナーや中性洗剤をご使用ください。

防炎カーペットは燃えないのですか?

火災の原因となるため火気を近づけないでください。「防炎カーペット」は燃えないカーペットという意味ではなく、一般品と同様に、火気には十分な注意が必要です。

防炎ラベルは入手できますか?

内装工事を伴うカーペットの防炎ラベルは、防炎性能を有したカーペットに対して、防炎認定を受けた施工業者様が、内装工事の際に貼付けて証明するものです。メーカーでは発行しておりませんので、防炎ラベルの貼付けについては施工業者様へご確認をお願いいたします。

裏面の商品ラベルは剥がして良いですか?

商品ラベルは裏面に強く接着して出荷されています。故意に剥がされますと、裏面の不織布や滑り止めが剥離して、商品が破損してしまう原因となりますのでお避けください。
商品ラベルの目的は、SUMINOE製品であることを保証するための他、アフターメンテナンス方法や再購入の際の在庫確認など、お問合せの際に必要となるものです。商品ラベルは、床面に付着し難く摩擦に強い特殊な台紙とインクを使用しております。もし、商品ラベルを剥がしてしまった場合は、両面テープかボンド等で元の位置に貼り直して頂きますようお願いいたします。

正しい保管の方法

● 型くずれを防ぐために、パイプを芯にして巻くのがコツです。

● パイルが寝る方を手前にして必ず内巻きにしてください。

● ホコリよけには、ポリ袋か新聞紙でくるんでおけば十分です。

● 横に平置きして保管してください。立て掛けたり、上にものを置くと型くずれの原因となります。

● タイルカーペットの場合は、パイル面どうしを合わせて重ねて平置きしてください。

● 防ダニ効果をより高めるために、上記の「カーペットのお手入れ」を実施してから、ホコリが少なく風通しが良い日陰へ保管してください。

「家庭用タイルカーペット」のお取扱い上のご注意とお手入れ方法

対象商品:RUGRUGシリーズ、ユニットカーペット

ご使用になる前に

・ご使用いただく床面をご確認ください。

・RUGRUGシリーズ裏面のフロアグリップ及び、ユニットカーペット裏面のシリコングリップは、木質フローリング・塩ビ床材・クッションフロアなどの平滑な床面で優れた滑り止め効果を発揮します。(カーペット、畳の上などの柔らかい床面でのご使用には適しておりません)

・RUGRUGシリーズ裏面のフロアグリップは、床暖房でのご使用には適しておりません。熱により接着力がアップしすぎて、撤去の際に剥がれにくくなったり床面を傷めることがありますのでお避けください。

・RUGRUGシリーズ・R-9000(SHIBAFU)の裏面は、フロアグリップの代わりにOUT-IN BACKとなっています。滑り止め効果はございませんが、ベランダなどの屋外にも使用できる耐候性に優れた裏材です。

普段のお手入れについて

・掃除機でこまめに、汚れや埃を取り除いてください。

・汚れた場合には、カーペットの表面を中性洗剤を使用し、手でやさしく押し洗いしてください。タワシやブラシを使うと、表面のパイルが毛羽立つ可能性があります。乾燥は直射日光を避けて、陰干しにしてください。

・洗濯機による丸洗い、乾燥機での乾燥やドライクリーニングは、品質に影響を与えますのでお止めください。また、床面をお掃除した後の洗剤・ワックス・水分などはよく拭き取り、乾燥させてからご使用ください。床面に洗剤やワックスが残っていると、フロアグリップ効果が低下することがあります。

・裏面に埃や油分が付着すると、フロアグリップ効果が低下することがあります。床面とカーペット裏面を固く絞った濡れ雑巾などでよく拭き取り、乾燥させてからご使用ください。

お取扱い上のご注意

・RUGRUGシリーズのフロアグリップは、塩ビ床材やワックスがかかった床材の上で長期間ご使用されますと、まれに床面が化学反応を起こして変色する場合があります。(定期的に位置をずらしたり、床面を乾拭きすることで予防できますが、いったん変色いたしますと洗剤等では除去できませんのでご注意ください)

・RUGRUGシリーズのフロアグリップは、長期間荷重がかかった状態で使用されますと、接着力がアップし、剥がしにくくなることがあります。吸着力が強い時は、ゆっくりと剥がしてください。万一、フロアグリップ樹脂の一部が床面に付着した際は、ぬるま湯に浸した雑巾で拭き取っていただきますと除去できます。なお、床暖房には適しておりませんので避けてください。

・裏面が不織布素材のため、強く擦った場合に、まれに毛羽立ちがする場合があります。

万一パイルがほつれたら

・パイルにほつれが生じた場合は、引っ張らずにほつれた部分をハサミでカットしてください。ほつれたまま放置しますと、つまづいたり、カーペットがめくれ上がったりすることがあります。

収納、保管するときは

・保管の前に、掃除機などでパイル表面に付着した埃や汚れを除去してください。

・埃や汚れを防ぐため、カーペットの裏面どうしを重ねた状態で元箱などに入れて保管してください。

・風通しが良く直射日光が当たらない、平らな場所に収納してください。壁に立て掛けたりして長期間保管すると、変形の恐れがあります。