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インテリア豆知識

カーペットの機能性

防音性

●硬質系の床材に比べ吸音性に優れています。

カーペットは、すぐれた吸収性をもっている床材です。室内の種々の騒音(反響音)を吸収するばかりでなく、物を落としたり、移動させたりする時も大きな音(衝撃音)が出ないので、静かなインテリアを創り出すのに効果的です。

●カーペットと塩ビタイルとの吸音率比較

グラフ1

●カーペットと標準床との衝撃音比較

グラフ2

テスト法: JIS A-1418
推  定: (財)建材試験センター
参  考: Hz(周波数)
  人間の声 60-1,100Hz
  ソプラノ 1,047Hz
  バ  ス 80Hz
  dB(デシベル=音圧レベル)
  ささやき声 30dB
  地下鉄車内 90dB
  新幹線 100dB

防滑性

●滑りにくく、硬質系の床材に比べると安全です。

一般に硬質系の床材は、濡れると滑りやすくなりますので、反対に乾いている時は突っかかりやすくなる性状があります。カーペットは、濡れても乾いても滑り抵抗値が余り変らず、滑りにくい床材といえます。又、万一ころんでも表面が柔らかいため怪我をしにくい利点があります。

滑り抵抗係数

※1 カーペットの滑り抵抗係数(CRS=OY式滑り試験機による)は、 乾いた時も、濡れた時も、滑りにくい範囲内に入っています。
テスト:東京工業大学 小野研究室

防塵性

●ホコリが立ちにくいので衛生的です。

日常あまり気が付かない室内のホコリも、掃除の際に太陽の光ではっきり見える室内浮遊塵の多さに驚かされます。室内のほこりは床に落ち、室内の一番人が集まる場所がホコリのたまりやすい場所となります。
フローリングやクッションフロアなどの硬質床材では、付着したほこりが舞上がり浮遊しますが、カーペットのパイルは、そのホコリを包み込む特性があります。カーペットを敷いた部屋は、最も浮遊塵が少なく舞い上がるほこりの量も格段に少なく衛生的といわれています。しかし、それだけにメンテナンスもたいせつとなり、こまめに掃除機をかけて繊維の中に溜め込んだホコリを取り除くことは大切です。

グラフ

同一条件の室内で、測定者が歩きまわった時のゴミの空中浮遊量を時間毎に測定したものです。
硬質系の床にくらべてカーペットの浮遊量は約半分です。 テスト:読売理工学院 一の関教授

防眩性

●入射光は、カーペットの表面で大半が拡散・吸収されるため、まぶしさをほとんど感じません

廊下や部屋の窓からはいってくる光は、床にあたると、反射光として目に入ってきます。まぶしい床は、目の疲れのもとであり、気分的にも落着きません。カーペットは、音だけでなく光も吸収しやすい床材です。入射光はカーペットの表面で大半が拡散・吸収され、8%程度しか反射しないのでまぶしさを感じません。

●各種物体の光沢度
光沢度60度の角度で床面に入射した光の反射光(光沢度)を測定したものです。カーペットの場合、拡散光は少なく目が疲れにくいといえます。 出典:村上色彩研究所刊「スペース」