環境・社会への取り組み:住江織物グループCSRレポート

STA不適切会計問題

3つのプロジェクトの取り組み

 再発防止に向けて、経営層はもちろんのこと社内で立ち上げた委員会やプロジェクトなど様々な角度から会社としてどのような改善が必要かを検討し、ガバナンス強化およびコンプライアンス徹底に向けた短期計画および中長期プランを策定し取り組みを進めております。

 その中で、より実効性のある活動を行うために立ち上げた3つのプロジェクトの取り組みをご報告いたします。

プロジェクトその1 「中堅社員チーム」

 中長期プランの施策の一つに掲げた、会長兼社長直轄の中堅社員によるプロジェクトの取り組みであり、これまで2回にわたって実施してまいりました。

目的

 中堅社員の「部門を超えた人材交流の活性化と問題解決力の向上」

 現場の実情を知り、実務を担う中堅社員が現場のリスクを洗い出し、解決策を模索・検討する

目標

・部門を超えた中堅社員の人材交流を活性化させ、問題解決力を高める

・相手の仕事を理解することでセクショナリズムが生まれない土壌を目指す

・自由闊達な意見交換の場をつくる

取り組み実績

【第1回】

開催日

2017年7月24日

参加人数

30名

内容

各事業およびグループ各社から集まった中堅社員が、現場のリスクについて討議を行いました。

【第2回】

開催日

2017年9月8日

参加人数

31名

内容

第1回のグループ討議で各チームから提案された課題に関して、会長兼社長と中堅社員が座談会形式で討議を行いました。

事務局の感想

 各事業、各グループ会社の中堅社員が会して討議を行う、住江織物グループとして初の試みでしたが、メンバー間で前向きで積極的な意見交換がなされ、数多くの提案がありました。

また、会長兼社長と中堅社員との座談会形式での討議では、双方向でのコミュニケーションの中で活発な意見交換が行われ、非常に有意義な会議となりました。

今後について

 これまでの取り組み実績の内容を整理したうえで、今後はより具体的な取り組みを行ってまいります。

プロジェクトその2 「業務負荷改善」

 日々の仕事に追われていると、コンプライアンスに対する意識は希薄になりがちです。そのためコンプライアンス意識の浸透・徹底の実効性を高めるには、業務負荷の低減を図ることが必要不可欠であると考えられます。

 当プロジェクトでは今期、業務負荷の改善実施のための実態調査を行います。どういう業務にどれだけの負荷があるのか、またその要因、背景・理由は何かなどを明らかにし、次期以降の改善計画の策定、実施に繋げます。

 プロジェクト設立後、これまで会議を3回開催し、業務負荷の状況確認などを行ってまいりました。

【第1回】

開催日

2017年6月15日
(情報基盤整備チームとの共有会議)

参加人数

24名(社外除く)

内容

プロジェクト推進の参考に、情報基盤の整備で実施している生産管理アセスメント調査の報告を受け、手法などを確認しました。

【第2回】

開催日

2017年7月27日

参加人数

13名

内容

プロジェクトメンバーの所属部署の業務負荷の概要をヒアリングし、取り組み方法を検討しました。

【第3回】

開催日

2017年9月27日

参加人数

15名

内容

以前まとめられた業務効率化の検討資料に業務負荷の現状と課題の追記を行い、状況などを確認しました。また今後の進め方についての大枠を決めました。

まとめ

 これまでプロジェクトメンバー内で実態をまとめてきましたが、多くの場面で様々な業務負荷があることがわかりました。

今後は、情報基盤整備チームと連携を取りながら、当社グループ全部門・部署を対象に、実態調査を実施してまいります。

プロジェクトその3 「情報基盤整備」

当社グループでは、スクラッチ開発した独自のシステムによる基幹業務システムを利用しておりますが、非効率かつ属人的な業務品質、システム保守費用の増加、分社化やグローバル化などによる業務プロセスの分断による部門間の連携や統合の不備、正確で迅速な情報活用の制約といった点で課題を抱えていました。今回、これらの課題解決を目的とし、グローバル化を志向したシステム構築に取り組んでおります。

取り組み実績

開催期間

2017年4月~9月

開催回数

32回

参加延べ人数

356人

主な実施項目

・カーマット向けアセスメント
・インドネシア工場アセスメント
・カーペット事業向けアセスメント
・次期基幹システムFitting作業

事務局の感想

 新基幹システムには、海外工場でも実績のあるERPパッケージの導入を検討しております。本プロジェクトでは、現行業務に合わせてのシステム開発手法(スクラッチ)ではなく、最適化されたERPパッケージの業務フローに極力合わせる手法(パッケージ導入)を選択しております。プロジェクトメンバーの多くは、実運用イメージを持てませんでしたが、検証環境を先行導入し実際に入力するといった工夫をすることで、理解が深まりました。また、日々の業務が忙しい中、時間を割いて積極的に取り組んでおります。

今後の予定

 パッケージでは不足する機能の開発や他システムとの連携機能を開発し、モデルケースの事業セグメントを2018年6月より運用を開始する予定です。あわせて導入に際し、現業務の過不足を見直し業務の最適化を目指してまいります。他のセグメントについては、並行して順次展開する予定です。

※本内容は2017年10月6日 現在のものです。

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