若手・中堅技術者の意気込み

社会への貢献に向け、
若手・中堅技術者の意気込み

 長期的に住江織物グループの技術がどのような方向性で発展し、社会に貢献し、かつ受け入れられていく のか、また、それを支えるだろう中堅・若手社員として、どのような想いで課題に取り組み、日々模索をしているのか。5名の社員が集まり、意気込みやグループの今後について本音で語り合いました。

社会への貢献に向け、若手・中堅技術者の意気込み

私たちの誇り…環境技術と市場との近さ

若手
就職活動の時から、「環境技術に強い会社」だと思っていました。例えば、ECOSや空気環境を整える消臭技術など。
若手
新入社員研修で、様々な技術を持っていること、また、それらの技術を使った製品が日常のあらゆるところで活用されていると学んだ覚えがあります。
若手
糸などの材料の開発から仕上げまで一貫したプロセスがあり、付随する多くの技術を持っていることに入社して気付きました。
若手
自分が携わった研究が、製品に直結し、市場にダイレクトに反映されるということは、胸を張れますし、励みになります。

私たちの悩み…伝統と新規性

中堅
入社して何ヵ月か経って、住江織物の長く培った伝統の良き面、悪しき面を痛感した覚えがあります。「現状を変える」ことは、大変だなと。特に入社間もない新人がそんな生意気なことを言ってもなかなか「うん」と言ってくれない。時間を掛けて、策を練って想いを通した感があります。
中堅
しっかりと根を生やした技術があると、どうしてもその改良、改善ということに終始し、時間が経ってしまう。
若手
どちらかというと、デザイン性に目を向けられがちな部門であるので、技術は下支え的な要素が強くなってしまいます。
若手
ちょっとしたアイデアを形にしようと思った時でも、予算、上司の許可、協力工場への依頼など、スピード感が物足りなく感じることがあります。もっと、遊びの部分があればとも思います。
若手
そうですよね。そんな状態で、次の10年、20年後に住江を支える技術って生まれてくるのかなとも思います。
中堅
何もしないと生まれてこないんじゃないか。やっぱり、ここぞという時には、思い切って新しい技術に没頭できる時間を作ることが重要だと思うし、自分自身も上司に進言して叶えてもらったことがあります。会社のお金を使うのでリスクは感じていましたが、運良く、商品化という成果につながりました。

私たちの支え…周囲の応援と懐の深さ

中堅
何だかんだっていっても、一人は何もできない。やっぱりチームだと思う。
若手
私は入社間もないので、まだまだ何かあったら、どうしても上司の意見を仰いでしまいます。
中堅
上司の意見を仰ぐのはいいけど、必ずしも上司が正しい意見を持っているとは限らないよね。ある知識は、担当者のほうが詳しいかもしれないし。私は、上司を巻き込むのはもちろん、今まで培った人脈で、特に営業の意見、応援を求めることが多いし、そうしないと大きな仕事ができないと思っている。
若手
上司の意見と、自分の意見とどちらもトライしてみることがありますね。その結果、自分の意見の方が良かったとしても、上司はそれを認めてくれる、自由さと包容力にはとても感謝しています。

私たちのこれから…世代交代と気概

若手
後5年も経つと、今中心となっている人達がいなくなってしまう。危機感を感じます。
中堅
危機と考えるか、チャンスと考えるか、私は後者と捉えたいと思うが。
中堅
会議の時など、若手はまだまだ大人しい。もっと認めてもらう、自分を出すことが必要なのでは。
若手
私は、声を上げているつもりですけどね。ずいぶん冒険させてもらっているつもりです。
中堅
大きなことがしたければ、まず、認めてもらうことが大切だと思う。「こいつ、面白いな」と感じてもらえれば、どんどん仕事も任せてもらえるし、きっかけが広がっていく。
中堅
今、住江織物グループは食品やスライス事業など新たな技術分野へ拡げていっているが、そんな異分野を面白い、何とか既存の技術に取り入れることができないかと貪欲になることが必要なんじゃないか。

ディスカッション開始から、2時間が経過し、最終的に5人の方が出した結論…
「10年後、20年後の住江織物グループの核となる技術を私たち若手・中堅技術者が創り上げる!」 新たな技術の拡がりを期待できる、そんな貴重な時間になりました。

<役員からのコメント>
当社を取り巻く環境は年々厳しいものとなっていくなかで、先人が耕してきた畑を守っていかなければなりません。これは「変わらないこと」を強みとする部分もありますが、これらを分解してから再構築するといった「変革」も必要となってくるでしょう。そして未来を切り開く新たな柱となる事業を確立することが急務となっています。これには斬新で柔軟な発想を持つ中堅・若手の技術者が不可欠で、その声(アイデア、技術等)が大きければ大きほど、連携すべき部門への発信力・推進力となります。次世代に向けて挑戦的な技術開発をお願いします。

取締役 技術・生産本部 本部長 三村 善英

参加者(入社順)

  • 柴山 誉宏

    住江織物(株)
    テクニカルセンター
    開発部 機能材料開発G
    グループリーダー

    柴山 誉宏
  • 松田 諭哉

    スミノエ テイジン テクノ(株)
    設計開発部 第2設計G

    松田 諭哉
  • 白神 信吉

    住江織物(株)
    車両開発部 設計G

    白神 信吉
  • 藤田 隆史

    住江テクノ(株)
    滋賀生産技術部
    滋賀生産技術係

    藤田 隆史
  • 四方 智亜希

    住江織物(株)
    テクニカルセンター
    開発部 機能加工開発G

    四方 智亜希