環境・社会への取り組み:住江織物グループCSRレポート

社会とのかかわり~よりよい事業のために

リスクマネジメント

知的財産権の取り組み

商品・技術競争力のために知的財産権の確保に継続的に努めております。販売、開発、製造の各現場で知財(商標、意匠、特許・実用新案等)は深く関わりがあります。知的財産権に対する意識の向上、理解促進を図る活動に取り組んでおります。

そこで、社内イントラネット上の「知的財産NEWS」で、特許法の改正やTPPでの知財関連、さらに発明の把握等に関わる内容を計6回(2015年度)発信いたしました。また、各種会議で関連する特許情報や知財の基礎を紹介してまいりました。

今後も、事業の基幹分野・得意分野をはじめ競争優位に立つべく、教育・啓発を継続的に行いながら、「PDCAで得意分野の成長と展開+新分野挑戦」を見据え、特許出願、取得活動を推進し、事業を守り事業活動への貢献を目指してまいります。

事業継続計画(BCP※1)の進捗

BCP安否確認訓練 対策本部

当社グループのBCP(事業継続計画)は、実際に災害が発生した場合でも事業を継続するために必要な情報を迅速かつ正確に収集することを目指し、お客様への情報発信を重視しております。

昨年度の訓練の反省点を踏まえ、今年度も「大阪880万人訓練」の緊急速報を合図に本社ビル勤務の153名が参加し、机の下への退避訓練、携帯電話での安否確認訓練を実施いたしました。

今回の訓練結果から見えてきた、口頭で安否情報を伝えるには限界があるという課題の解決策を今後見出していくことで、BCPの基礎となる安否確認ルールを確立し、グループ全体に展開していく予定にしております。

※1 BCP:Business Continuity Planningの略称で、災害や事故等の緊急事態が発生した際に事業の継続や復旧が速やかに行えるよう策定される計画。

リスクマネジメント‐国内事業所のリスク管理

国内事業所のリスクマネジメントについては、すでに想定されているリスクとして、情報機器のセキュリティなどに重点を置き、リスクマネジメント部会で検討の上、実施しております。

2015年度は、新たに国内事業所全体のリスクアセスメントに取り掛かり、CSR推進委員会で検討いたしました。国内事業所は事業内容が多様であり、見解を統一しにくい状況ですが、今後検討を進め、リスクマネジメント体制を確立させてまいります。

リスクマネジメント‐海外子会社のリスク管理

当社グループでは、産業資材事業拡大に伴ってグローバル化・多様化するリスクを最小にとどめるため、海外での事業展開におけるリスクマネジメント(以下、RM)状況の把握強化に努めております。

現在、RM導入の海外子会社、中国の住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司(SPM)とタイのT.C.H.Suminoe (TCHS)の2社の活動内容をご紹介いたします。

SPM(中国):モデルケースとして着手し、RM構築手法を確立 3年目

1年目「火災対応」、2年目「人材流出の防止」をテーマとして取組み、リスク値60%以上の低減を達成し、今年は「原価低減(営業利益率5%達成)」と大きなテーマに取り組んでおります。

改善項目をRM手法にのっとり抽出・評価・選定するとともにQCサークル活動と連携し、8グループで活発な活動を進め成果を上げております。

TCHS(タイ):SPM(中国)で確立したRM構築手法を横展開 2年目

「カーペット設備の休機時間半減」をテーマ選定し、「設備ロス防止チェックリスト」で抽出した課題項目の対策の検討・実施・フォローアップを継続、ようやく成果が出始めており、2年目も引き続き取り組んでおります。

また、RM導入に向けてSTM(メキシコ)とSST(インドネシア)にて講習会を実施いたしました。今後、RM導入各社の活動状況を注視するとともに、さらに他の海外工場に横展開してまいりますが、各海外工場でのリスク及び対策方法をグローバル共有し、住江織物グループ全体としてのリスクマネジメント構築を推進いたします。

■ SPM(中国)原価低減 グループ活動

各グループは月に1回改善の提案や相談などを行い、原価低減に向けた活動を行っております。各グループの活動状況をご報告いたします。

写真:海外子会社のリスク管理1 写真:海外子会社のリスク管理2 写真:海外子会社のリスク管理3

ページトップへ