お客様とともに(納入実績)

住江織物グループでは、お客様とともに、一般生活者の方々に快適な空間をお届けいたします。

産業資材関連納入実績

 本田技研工業(株)「グレイス」は、洗練されたコンパクトセダンとして2014年12月1日に本田技研工業(株)より発売されました。ハイブリッドセダンとしては、いわゆる小型セダントップの低燃費を実現し、上質な素材を用いた立体的なデザインが取り入れられたインテリア、更にセダンとして重視される居住性にも配慮されたワンランク上の車格感を感じられる車となっております。
 当社繊維製品は、内装材と外装材に採用されました。内装材のシートメインは、優雅な縦流れ基調の柄を、凹凸感で表現し、上品な光沢感とスムースな触感を併せ持ったジャカードファブリックが採用されました。
 外装材では、タイヤと地面との接触音(ロードノイズ)を吸収・遮断するためにニードルパンチカーペットを使用することで車内の静粛性が向上し、採用に至りました。
 海外では「シティ」という車名で販売され、当社はタイ(TCHS)、中国(SPM)、インド(STK)と、それぞれの国で内装材の供給を行い、グローバルでの納入拡大となりました。「グレイス」というネーミングの由来の一つは、普段使いからフォーマルなシーンまで大切な人をきちんと迎えられる、その人と過ごす時間を大事にし、上質で光輝くセダンを、と聞いております。当社がその一助を担うことができたことを誇りに思い、ユーザーの皆様にそう感じていただけることを願っております。

〈営業担当者の想い〉

スミノエ テイジン
テクノ(株)
第一営業部
吉澤 武志

 グレイスは、ミニバンやSUVがもてはやされる中、潜在するセダンユーザーを掘り起こすべく、上質かつ本格セダンとして開発をスタートしました。
 シート表皮に対しては、艶やかな光沢感、奥行きを感じる表現、滑らかな質感と細部に渡ってこだわった表皮開発となりました。
 また、グローバル車種として、海外の各拠点での表皮開発と量産納入となるため、各国でクオリティを再現すべく、何度も繰り返し試作を行いました。タイ・中国・インド・日本でようやくの立ち上げ完了となり、各拠点で表皮開発にご協力いただいた多くの方々への感謝の言葉が尽きません。
 各国でお車をご購入されるお客様にご満足いただけましたら幸いです。

〈デザイン担当者の想い〉

スミノエ テイジン
テクノ(株)
開発センターデザイン部
グループリーダー
渡邊 直子

 グレイスの開発はタイ市場をメインターゲットに、本田技研工業(株)の担当カラーデザイナーが現地へ赴きリサーチを行うことからスタートされました。
 ターゲットユーザーは20-40代のトレンドに敏感な富裕層ということで、モダンで高級感のあるシルキータッチの織物を開発いたしました。
 気持ちのよい縦流れのラインは東南アジアでは人気のパターンで、王道を抑えつつ、しっとりとした艶と優雅なドレープのような凹凸が車のコンセプトと合致し、見事受注をいただくことができました。
 艶となだらかな凹凸は技術的に非常に高度でグローバルでの立ち上げには多くの苦労があったと聞いております。当社のグローバル技術の賜物の商品です。