社会性お客様とともに(納入実績)

 お客様とともに、一般生活者の方々に快適な空間をお届けいたします。

インテリア関連納入実績

金沢の奥座敷 湯涌温泉 湯の出旅館

 金沢の奥座敷 湯涌温泉 湯の出旅館は、718(養老 2)年に紙漉き職人が泉で 1 羽の白鷺が身を浸しているのを見て近づいてみると、湯が涌き出ているのを発見。これが当温泉の発見および当温泉名の由来とされています。
 建物は安土桃山時代から続く伝統的な日本の建築様式の一つである「数寄屋造り」で、茶人たちが格式張った意匠や装飾をきらい「好みに任せて作った家」を指し、軽妙酒脱な数寄屋造りが好まれたと伝えられています。
 今回はそのロビーと廊下、階段を中心に弊社の別注アキスミンスターカーペットをご採用いただきました。ダイナミックに弧を描くモダンなデザインながらも、ゆったりとくつろげる空間を意識したデザインです。
 豊かな温泉と伝統的な建物にマッチしたカーペットを末永くお使いいただければと思います。
*アキスミンスターカーペット:カーペットの一種で、一本一本適当な長さに切断したパイルをU形に挿入した形で織ったもの。多彩で複雑な模様織りが特徴。

階段
建物外観
ロビー
ロビー
廊下
廊下
階段
階段
階段
建物外観
宮下 繁正営業担当者の想い(株)スミノエ金沢営業所 所長宮下 繁正
 地域でも伝統的で風情のある「湯の出旅館」のカーペット張り替えに携わらせていただきました。
 今回のリニューアルにあたり、同業他社メーカーが先行する中、取引先の販売店様が弊社の過去の納入実績による信頼のもとに強く推薦していただき、デザイン事務所様と打合せに入ることができました。施工日も決定し納期まで時間がない中で「風情のある建物のイメージを大切にしながら、現代の観光施設にふさわしいデザインにして欲しい」という施主様のご要望のもと何度も打合せを重ね、メーカーとしての当社を印象付けることができた物件になったのではと思います。納入後も施主様にはご満足いただいており、大変嬉しく思っております。
近森 恵里花デザイン担当者の想い(株)スミノエデザイン部近森 恵里花
 黒からグレー色の組み合わせを駆使した、大きな円弧がランダムに配置されたデザインは、旅館には少々モダンすぎるのではと思っていましたが、施主様や設計デザイナー様のご意見に沿う形で無事納めることができて安心いたしました。
 非常に厳しい納期スケジュールであったこと、また初めてご一緒させていただいた設計デザイナー様であったため、デザインの細かい点(円弧のラインの太さやグラデーションのかかり具合、廊下に対しての円の配置バランスなど)を一つひとつ確認しながら、何度も打合せを重ねていきました。
 普段はカーペットのデザインをされないお客様に対して、どのようにデザインの説明をするべきなのか、お客様の立場になって考え、一緒に創り上げていったという達成感のある物件となりました。

産業資材関連納入実績

日産自動車(株) LEAF(リーフ)

 電気自動車の分野において高い開発力を誇る日産自動車(株)は、2010 年量産型EVとして登場したLEAFよりバッテリー容量を大幅に高め J08 モードの満充電航続距離を 400 kmへと拡大した新型LEAFを発売いたしました(日本 2017 年 10 月~、米国・欧州など海外は 2018 年 1 月~)。
 日本自動車殿堂 2017 ~ 2018 カーテクノロジーオブザイヤーに日産LEAF搭載技術が選定され、米国では CES2018 ベストオブイノベーションアワードを受賞。また、性能だけでなく内外装デザインのスタイリッシュさと高級感も大きく向上しております。カラーデザインにおいても強いこだわりがあり、外装のカラーバリエーションは全 14 種類(内 6 種類は 2 トーン)という豊かさです。シート表皮材は、G / X / S 各グレードに当社製品をご採用いただきました(G / X グレードにはバイオPET糸を使用した織物を納入しております)。

日産自動車(株) LEAF(リーフ)
日産自動車(株) LEAF(リーフ) 内外装
脇野 裕司営業担当者の想いスミノエ テイジン テクノ(株)第二営業部脇野 裕司
 日産LEAFは 100% 電気自動車のZERO EMISSIONを謳う車種ということもあり、インテリアも環境に配慮したものとなりました。
 内装クロスは、バイオPET(バイオ糸)を使用しており、メイン材の織物については緯糸全てに、そしてサイド材のトリコットは 100% バイオ糸を使用した作りとなっております。意匠は多色使いの緻密なボーダー柄織物と風合いの良い無地トリコットの組み合わせが高評価を受けました。
 LEAFは日本、米国、英国とグローバル 3 拠点にて車両製造されることもあり、海外へのデリバリールートの構築やクロス現地化など、難題も多くありましたが、関係各位のご協力により無事立上げることが出来ました。皆様に感謝申し上げます。
永井 元美設計担当者の想いスミノエ テイジン テクノ(株)開発センター 設計開発部永井 元美
 2 代目・日産LEAFシート生地の設計を担当しました。次世代のエコカラー・EVカラー表現をColor Design Conceptとして 2013 年夏から開発スタート。全世界を駆け巡る車として相応しいコーディネーションで、多色使いグラデーションと、緯糸にはバイオ糸を使用、アクセント色・BLUE を利かせた織物になっています。
 意匠決定までは、色へのこだわりや配色バランスが難しく、耐久試験や生産性・品質確認を繰り返し、各部署協力のもと約 4 年かけて 2017 年春に量産化できました。
 日本はもちろん、米国、欧州に届けることができ、嬉しく思います。

車両関連納入実績

小田急電鉄(株) 特急ロマンスカー・GSE(70000形)

 小田急電鉄(株)は「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」というコンセプトのもとに開発された「ロマンスカー・GSE(70000形)」を、2018 年 3 月 17 日より営業運転しております。
 GSEとは、「Graceful Super Express」の略で、「優雅な」という意味を持つ「Graceful」を用いて名付けられました。
 最大の魅力は、車内からのダイナミックな眺望です。ロマンスカーの象徴である展望席は、前面窓に大型の 1 枚ガラスを使用しているほか、先頭車両は荷棚を無くすことでよりダイナミックな眺望と開放的な空間を創出しています。さらに、車体側面には高さ 1 mの連続窓が使用されており、どの座席からでも沿線の風景を存分に楽しむことができます。
 当社の製品はインクジェットプリントモケットのシート表皮とロールカーテン、ウィルトンカーペット、枕カバー、暖簾が採用されております。

小田急電鉄(株) 特急ロマンスカー・GSE(70000形)
小田急電鉄(株) 特急ロマンスカー・GSE(70000形) 内装材
小田急電鉄(株) 特急ロマンスカー・GSE(70000形) 内装材 車内
奥田 祥人営業担当者の想い東日本車両営業部東京車両営業グループ奥田 祥人
 小田急電鉄(株)様の代名詞とも言えるロマンスカーの受注に向けて、社内一丸となって開発をスタートしました。なかでも一番苦労したのはシート表皮の開発です。お客様のご意向を最大限にアウトプットしたく、インクジェットプリントの特性を活かし何度も試作・提案を繰り返しました。シート表皮のみならず、多くの担当者の想いが詰まった内装をご提案でき、求められる車内空間造りの一助になれたと思います。
 引き続き当社の強みでもある内装材のトータルコーディネート提案で、魅力的な商品を提供したいです。
 箱根へ旅行に行く際は車内からの景色を堪能し、「優雅な」時間を楽しみたいと思います。
デザイン設計者様からのコメント岡部憲明 アーキテクチャーネットワーク様
 新型ロマンスカー70000形GSEではプロジェクトを御一緒したことのある岡﨑乾二郎氏(造形作家・批評家)に椅子張地のデザインを依頼しました。
 風景の中を駆け抜ける列車の座席として、時間と空間の多層的な重なりの表現をコンセプトに二席合わせて一柄という今までに無いアイデアとビビットな色調の提案を頂きました。
 縫製においては柄あわせが必要で大変苦労しましたが、実際に乗車してみるとお客様の装いと相まって我々のデザインに溶け込み、さらに新機軸の詰まった座席にふさわしい新しいデザインだと感じています。

機能資材関連納入実績

近畿大学共同開発! 会食のお供に「柿ダノミ」

 柿ダノミは、奈良県産柿から特許製法により抽出した柿渋を使ったサプリメントです。当社テクニカルセンターでは、奈良県農業研究開発センター他と奈良式柿渋の機能性(消臭・抗アレルゲン)について共同研究を行っていた経緯があります。食品原料などの展開を行っていた当部署とテクニカルセンターの連携により、製品の開発をスタートいたしました。
 平成 28 年度奈良県「高付加価値獲得支援補助金ご当地食品開発事業」にご採択いただき、「アルコール代謝促進作用(悪酔い抑制効果)」に関するヒト臨床試験を実施し、「効果」(※自覚アンケート結果から、飲酒後の「だるさ」および「胃のむかつき」などに有意な差を確認)と「安全性」を確認しております。
 また、製品の製造管理から品質管理まで、健康食品GMP認定を受けた工場が徹底マネジメントしております。持ち運びに便利な個包・タブレットタイプの商品です。近畿大学農学部との共同開発により生まれた柿ダノミは、会食の多い方・やっぱり飲みたい方におススメです。

柿ダノミ 一覧
柿ダノミ 錠剤拡大
柿ダノミ パッケージイメージ
大槻 裕規営業担当者の想い住江織物(株)新規事業推進統括室大槻 裕規
 柿ダノミは、当社ブランドとして初となる健康食品です。製品形状の決定やオンラインショップ立ち上げなど、一から作り上げていくことの難しさを痛感いたしました。販路開拓においても思うように進まず、苦しい時期もありましたが、柿ダノミの良さをご理解いただき応援してくださる方々のお力添えもあり、奈良県を中心にドラッグストア、物産展、飲食店などで展開が開始され、現在では近畿圏・首都圏と展開エリアも広がっております。店頭で商品を見た時の喜びはこの上ないものでした。
 今後も柿ダノミファンを増やし、長く愛され続ける商品へと育てていきたいと思います。また食品事業拡大に向け、第 2・第 3 の新商品開発を目指してまいります。
米谷 俊 教授共同研究開発者様からのコメント近畿大学 農学部食品栄養学科 栄養機能学研究室(近畿大学アグリ技術革新研究所 兼務)米谷 俊 教授
 当研究室では、奈良の特産品「柿」に豊富に含まれるポリフェノール(タンニン)の血糖値上昇抑制作用について研究し、2000 万人の糖尿病患者およびその予備軍の食後血糖値の改善に貢献したいと考えています。住江織物(株)さんの「衣食住」それぞれでアメニティを提供したいとのお考えに共感し、「食」の分野で共同研究させていただいております。
 現在、その実用化に向けて進めていますが、その過程で柿ポリフェノールに悪酔い抑制作用があるというエビデンスを得ることができ、まず「柿ダノミ」を製品化することができました。親密な共同研究体制を作っていただいたおかげで、迅速な実用化ができ感謝しています。