再発防止の取り組み主な取り組み

 米国子会社Suminoe Textile of Americaの会計処理問題により企業ガバナンスの強化およびコンプライアンスの徹底が重要な課題であると認識し、新たに研修や啓発活動の機会を設け取り組みを推進してまいりました。

コンプライアンス

コンプライアンスガイダンス

 2017 年 4 月に発行した「コンプライアンスガイダンス」をツールとして、入社時や各階層別研修時にコンプライアンスについての講義を継続して行っております。海外グループ会社の社員には、英語版・中国語版のガイダンスを配布いたしました。その他にも、コンプライアンス意識の醸成を目的として企業行動規範の唱和を行っております。

コンプライアンスガイダンス
 コンプライアンスガイダンス
 英語版・中国語版

内部通報窓口の周知

 内部通報窓口は従来から設置している企業倫理ホットライン、社外弁護士窓口、社外健康相談窓口に加え、気軽に安心して相談できるハラスメント専門の外部窓口も設けております。各社内研修やワークショップなどの機会を利用し、窓口の周知および利用を促しております。

各相談窓口の利用実績(2017年度)
企業倫理ホットライン
3 件
社外弁護士
0 件
健康相談窓口(ハラスメント相談)
6 件
ハラスメント相談窓口
1 件

コンプライアンスワークショップ

 2018 年 8 月に(株)スミノエ本社で 6 回、10 月に東京支店でグループ会社を含め 10 回開催し、計 315 名が受講いたしました。
 ワークショップ前半は、「なぜコンプライアンスは重要なのか」「コンプライアンス違反が会社に与える影響」などの社員として最低限知っておきたい基礎的な内容の講義がありました。後半は「あなたの業務に潜むリスクとその対策は?」をテーマにグループで意見交換を行いました。また、ワークショップでの理解を深めるため、後日職場でミーティングを実施しレポートを提出してもらうことで、 意識の共有を図りました。
 参加者が自身の業務におけるリスクを把握することでコンプライアンスをより身近に感じてもらう機会となりました。

グループでの意見交換の様子
グループでの意見交換の様子

レポートで寄せられた意見や感想

ミーティングテーマ

「コンプライアンス遵守のために私がすること、周囲に働きかけること 」

  • コンプライアンス違反を見かけた時は、見て見ない振りをしないで、上司または同僚などに相談をする
  • 相談しやすい風通しの良い社風、部署の雰囲気作りをする
  • 今回の職場ミーティングのように意見や情報を収集する機会を設ける
  • ジョブローテーションをすることで、不正が起きる機会を少なくする
  • マニュアル化することで、業務の負荷を軽減させる
  • 法律に関する専門家による講習会などリーガルチェックができるようにし、知らないうちに法令に抵触しているということがないようにする

幹部社員研修

 会社の中で管理・監督の役割を担う幹部社員として必須のコンプライアンス知識を学ぶため、2018 年 5 月に国内全グループ会社の管理職者 90 名が集まり研修を行いました。
 社内講師より現在の当社グループのコンプライアンスに関する取り組みの状況や今後の課題について講義が行われた後、幹部社員が自身の所属する部署のコンプライアンスの意識や働きやすい職場づくりについての考えを発表し、経営層との意見交換が行われました。

歩き回る経営

 住江織物(株)の取締役および執行役員は、所属する部門以外の現場を訪れ社員との双方向のコミュニケーションをはかる「歩き回る経営」を行っております。
 2017 年度は各役員が平均 9 ~ 10 事業所を訪れ、訪問後は各現場での気付きや問題点とその打開策について執行役員会を中心に討議いたしました。また、それらの情報を共有するため、2018 年 5 月より一定の役職者が社内イントラネット上で閲覧できるよう整備いたしました。その他、経営会議を住江織物(株)本社以外の事業所で年間 5 回開催し、歩き回る経営の範囲拡大を図ってまいりました。
 年に 1 回実施している働きやすさアンケートの結果からも社員が「歩き回る経営によって部門間の壁が低くなること」に高い期待感があり、歩き回る経営の効果を実感できるよう、役員と社員一人ひとりコミュニケーションを活性化させる取り組みを行ってまいります。

TCHS(タイ)
TCHS(タイ)

働きやすさアンケート(社内意識調査)2018

 CSR活動の進捗状況を測り今後の取り組みに活かすため年 1 回「働きやすさアンケート」を全従業員に実施しております。
 今回のアンケートでは、「わたしは今の会社で長く働きたい気持ちが強い」に対する回答が昨年と比較して 0.14 ポイント下がる結果となりました。この結果を受け、社員の満足度をより向上させられる取り組みが必要であると認識し、社員へのヒアリングやランチミーティングなど人材活性化を中心とした取り組みを行ってまいりました。
 挙げられた社員の意見や結果は経営陣や各部門の責任者とも共有し働きやすい職場づくりにつなげております。また、社内イントラネットにも総括を公開し社員への情報共有を行っております。海外拠点においては、日本人出向者のみならず現地の社員からも回答が得られるよう、設問を翻訳し実施いたしました。
 今後も会社や仕事に対する社員の意識・価値観を正しく把握しCSR活動に反映させるツールとして継続していく予定です。

一般・契約社員の結果
■ わたしは今の会社で長く働きたい気持ちが強い
一般・契約社員の結果
アンケートについて

 国内・海外のグループ社員全員を対象に実施。「業務」「職場」「会社風土」など 8 つの分野の設問があり、各設問に対して 4 段階で回答する選択形式と自由記述の 2 種類。但し、上記アンケート結果には海外の従業員からの回答は含まれておりません。