環境マネジメント第4次中期行動目標

環境との関わり

 当社グループの事業と環境とは、製品の開発設計から資材調達・生産・販売・物流、そして使用・廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を通して、また日頃の事業活動においても深い関わりをもっています。
 当社グループでは、製品のライフサイクル、また事業活動全体が環境に与える影響を把握するよう努め、環境負荷低減に取り組んでおります。特に、使用済みタイルカーペットから再生された塩ビパウダーや、ペットボトルから再生された原綿やポリエステルペレットなどの再生材料を積極的に使用するなど、環境に優しい製品づくりを進めております。CSR活動においても環境配慮に重点を置き、“エコチャレンジ 2018”の目標を掲げ、全グループで取り組んでおります。

エコチャレンジ2018(第4次中期行動目標)

 環境に関する第 4 次中期行動目標として、エコチャレンジ 2018 を設定しております。
 2015 ~ 2017 年度の 3 ヵ年を行動期間として取り組みを進めております。

対象範囲
  • 住江織物(株)
  • 産業資材・車両資材事業部門
    • スミノエ テイジン テクノ(株)
    • 帝人テクロス(株)
    • 尾張整染(株) 本社工場
    • 尾張整染(株) 石川工場
    • Suminoe Textile of America Corporation
    • 住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司
    • 蘇州住江小出汽車用品有限公司
    • T.C.H.Suminoe Co., Ltd.
  • インテリア事業部門
    • (株)スミノエ
    • ルノン(株)
    • 住江物流(株)
    • 京都美術工芸所
    • 丹後テクスタイル(株)
  • 機能資材事業部門
    • 蘇州住江織物有限公司
  • 技術・生産本部
    • 住江テクノ(株) 奈良工場
    • 住江テクノ(株) 滋賀工場
    • 関西ラボラトリー(株)
    • テクニカルセンター
    • 国内生産事業所:再生資源利用、産業廃棄物発生量(再資源化率、埋立処分率)、PRTRの対象
    • 海外生産事業所:使用エネルギー、水使用量のみ対象
期間

2015 年度~ 2017 年度(3 年計画、データ期間 2015 年 6 月~ 2018 年 5 月)

行動目標と2017年度実績
  • ○:達成
  • △:一部事業所で未達
  • ×:未達

横スクロールでご確認ください

No 取り組み項目 最終目標値 基準年度 2017年度目標値 2017年度実績 評価
1 地球温暖化防止 使用エネルギーの削減 3%削減(原単位) 2014年 3% 10.1%
社有車の燃料使用量の削減 3%削減(原単位) 2014年 3% 27.4%
2 省資源 水使用量の削減 3%削減(原単位) 2014年 3% 3.8%
再生資源利用率の向上 3%向上 2014年 3% 0.9%
3 廃棄物の3R 産業廃棄物発生量の削減 3%削減(原単位) 2014年 3% 4.9%
再資源化率の向上 65%以上 - 65%以上 67.9%
埋立処分率の低減 10%以下 - 10%以下 10.9%
4 環境汚染防止 大気汚染防止(NOx排出量削減) 3%削減(原単位) 2014年 3% 5.8%
PRTR取り扱い量の削減 3%削減(原単位) 2014年 3% 14.5%
5 グリーン活動推進 事務用品のグリーン購入率向上 95%以上 - 95%以上 87.6%
コピー用紙使用量の削減 3%削減(総量) 2014年 3% 5.1%
6 製品のLCA評価促進 LCA評価18アイテム - 6アイテム 34アイテム
7 環境に配慮した技術の開発促進 3件 - 1件 1件
環境に配慮した製品の開発促進 9件 - 3件 3件
8 事業活動における生物多様性の保全活動 - - - - -
9 海外生産事業所における環境負荷の集約と低減 全海外生産事業所のデータ集約 2014年 +2社 0社 ×

エコチャレンジ 2018( 2017年度実績 )

 2017 年度実績を使用(インプット)と排出・発生(アウトプット)に分類して掲載しております。
 チャレンジ 3 ヵ年の取り組みで、地球温暖化防止・環境汚染防止など、大きな成果を上げることができました。

INPUT

使用エネルギーの削減地球温暖化防止

 省エネ活動の成果を、使用エネルギーの熱量換算値で確認しております。行動期間を通して目標を達成いたしました。
※熱量換算値:単位=GJ[ギガジュール]

使用エネルギー(熱量換算値)の推移[海外含む]
使用エネルギー(熱量換算値)の推移 [海外含む]
水使用量の削減省資源

 冷却水の循環利用などに努めております。2017 年度は自動車関連の生産増加が水使用量に影響を及ぼしました。

水使用量の推移[海外含む]
水使用量の推移 [海外含む]
再生資源利用率の向上省資源

 再生資源を原材料に積極的に投入、省資源化を進めております。主力工場にて再生資源率の低い製品の製造が増加し、利用率が伸び悩みました。

再生資源利用率の推移
再生資源利用率の推移
PRTR取扱量の削減環境汚染防止

 難燃剤のDBDE(デカブロモジフェニルエーテル)やフッ素系撥水剤のPFOA(ペルフルオロオクタン酸)などが各種規制により将来的に使用制限されるため、より安全な代替物質に置き換えつつあります。

PRTR取り扱い量の推移
PRTR取り扱い量の推移

OUTPUT

CO2排出量の削減参考データ

 企業活動が地球温暖化に及ぼす影響をCO2排出量で確認しております。行動期間中、大きく削減いたしました。

CO2排出量の推移[海外含む]
CO2排出量の推移 [海外含む]
産業廃棄物発生量の削減廃棄物の3R

 生産に投入される材料のロス削減や不適合品の撲滅、また資源の有効活用など、廃棄物発生の抑制に今後も努めてまいります。

産業廃棄物発生量の推移
産業廃棄物発生量の推移
再資源化率の向上・埋立処分率の低減廃棄物の3R

 埋立処分率で一部未達となりましたが、長期的な改善傾向を維持するべく努めてまいります。

再資源化率・埋立処分率の推移
再資源化率・埋立処分率の推移
大気汚染物質排出量の削減環境汚染防止

 大気汚染物質には、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、粉じんなどがありますが、代表としてNOxを記載しております。NOxの排出量は、エコアクション 21 の 2002 年版の低減対策が行われていない施設の排出係数で算出しております。

Nox排出量の推移
Nox排出量の推移

GREEN PURCHASING

 当社グループでは、生産・製造以外を含めた全ての事業活動にわたり、環境に配慮した取り組みを進めております。

社有車の燃料使用量の削減地球温暖化防止

 エコドライブの推進、またエコカーへの積極的な転換を進めるなど、社有車の燃料使用量の削減に努めております。
 エコチャレンジ 2018 の行動期間中を通して順調に推移し目標を達成いたしました

社有車の燃料使用量の推移
社有車の燃料使用量の推移
事務用品のグリーン購入率向上グリーン活動の推進

 資源採取から廃棄に至る、ライフサイクル全体にわたる環境負荷の低減を考慮した物品などの、積極的な購入に努めております。
 一部目標未達の事業所の取り組み強化など、今後の推進力を高めてまいります。

事務用品のグリーン購入率の推移
事務用品のグリーン購入率の推移
コピー用紙の使用量の削減グリーン活動の推進

 イントラネットの普及や裏紙の利用などにより、コピー用紙使用量の削減を推進しております。長期的な削減傾向を維持すべく今後も努めてまいります。

コピー用紙の使用量の推移
コピー用紙の使用量の推移

製品のLCA評価促進

製品のLCA評価促進(目標6アイテム)

 製品のLCA評価を自社内で行う体制を整え、2015 ~ 2017 年度の 3 ヵ年で 18 アイテムの評価を目標に掲げております。2017 年度は単年度目標 6 アイテムのところ、水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS®(エコス)」について 7 マーク 34 アイテムの評価を行いました。
※LCA:製品の原材料調達から、生産、流通、使用、廃棄に至るまでのライフサイクルにおける投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への潜在的な環境影響を定量的に評価する手法、ライフサイクルアセスメントの略称。

ECOS® iD-4400 Meditation
ECOS® iD-4400 Meditation
34アイテム目標達成

環境に配慮した技術の開発促進・環境に配慮した製品の開発促進

環境に配慮した技術の開発促進(目標1件)

  • 1
    トリプルフレッシュ®ケア
     介護の現場で使用するカーテン向けに、介護に関するにおいに優れた効果を示す消臭機能と、防炎性能を合わせた加工技術を開発。
1件目標達成

環境に配慮した製品の開発促進(目標3件)

  • 1
    夏場に光を遮り、冬場には光を取り入れるボイルカーテン「スマートヴェール」
  • 2
    摘果柿から抽出した柿ポリフェノールを原材料に使用した「柿ダノミ」
  • 3
    再生紙85%以上、環境に優しい印刷技術の襖紙「ルノン 凛」
3件目標達成

事業活動における生物多様性の保全活動

 2011 年度に生物多様性の保全活動について取り組み方針を策定し、2013 年度から事業所毎に特色のある活動を実施しております。

取り組み方針

  • 1
    事業活動が生物多様性に及ぼす影響の低減
    • 生産事業所内および周辺での生物多様性のモニタリング調査を行う。
    • 植樹を行う場合は、外来種ではなく、地域に自生している在来種を使う。
    • 事業所周辺の清掃を定期的に行い、草刈りなどで環境を整備する。
    • 生物資源を原材料として使用する場合は、その持続可能性を確認する。
    • リサイクル原材料を使用した製品開発とリサイクルシステムの構築を積極的に行う。
    • 環境マネジメントシステムに生物多様性の保全活動を組み入れる。
    • 事業所毎に取り組める新たな生物多様性の保全活動を推進する。
  • 2
    サプライチェーン全体での生物多様性への影響低減にむけた取引先様への活動
    • グリーン調達ガイドラインで、取引先様への生物多様性保全活動の協力を依頼する。
  • 3
    社会貢献活動
    • 森林保全活動を行う団体を支援する。
    • みどりの募金活動に協力する。

取り組み実績

  • 住江織物(株) 奈良事業所

     事業所の南を流れる岡崎川(奈良県・安堵町)周辺を桜並木の遊歩道に整備する「安堵桜友会」に参加し、桜の手入れなど協力しております。

  • 住江テクノ(株) 滋賀工場

     地元甲賀市の花「ささゆり」は、人と自然の共生の象徴とされていますが、近年その数が減少しています。
     住江テクノ(株) 滋賀工場では、ささゆりを育てて敷地内に地植えするなど増殖に取り組み、毎年美しい花を咲かせています。

  • 尾張整染(株) 本社工場
     木曽川などでホタル飼育に取り組む「一宮平成ホタルの会」に賛助会員として参加しております。